WindowsTerminalビルドしてみた
新しいMicrosoft謹製のターミナルがGitHubに公開されていたので早速ビルドしてみた。
まず、VisualStudio2017が必要なので、以下からDLしてインストール。
https://my.visualstudio.com/Downloads?q=visual%20studio%202017&wt.mc_id=o~msft~vscom~older-downloads
さらに、最新のWindows10が必要なのでWindows Insider Programに登録してWindows 10 Insider Preview をインストール。
https://insider.windows.com/ja-jp/getting-started/#register
GitHubからgit cloneしてビルドする。こちらの記事が参考になりました。
サイドローディングでアプリを登録するのでビルドして出来た出力場所を開いてPowerShellスクリプトを実行。
実行すると、スタートメニューに登録されます。
Mac/Windowsどちらが開発機としていいのか
20年前までは、Macは開発機で使用されることがほとんどなかった。
それがどうだろう。Web系の開発ではlinuxサーバーが多いのでクライアントはMacでの開発する人が増えている。
Macは、ベースがBSD系のUnixというのが大きい。はじめから、rubyやpython入っているし、Windowsだとインストールしなければならない。それなら、Mac使ったほうが面倒でないし早い。
ただ、最近Windowsも良くなってきた。WSL(Windows Subsystem for Linux)やらDockerがあるのでWindows 10 Pro 64bit版であれば、環境が整ってきた。
更に、VS CodeがRemote Development機能を追加してくれたので、SSHでlinuxサーバーに接続もしくはWSLに接続して開発ができるようになった。
かつて汎用機のエンジニアでした
汎用機(メインフレーム)でよく開発に使われている言語といえばCOBOLですよね。
COBOLは、いまだ金融機関や中小企業などで使われていたりします。汎用機はなくなると言われて2,30年経ってますからね。強いです。汎用機はとにかく高信頼性ですから金融機関などに重宝されているみたいです。
私の場合、IBMのメインフレーム(AS/400, System i)の技術者でしたのでRPG(Report Program Generator ゲームのとは違いますよw)という言語を使ってました。20年位前の某大手商社ミドルオフィス向け財務会計システムがこのRPGとLANSAというツール(オープン系でいうフレームワーク)を使用して作成されてました。
RPGはよくできた簡易言語でした。これ一つで、画面、帳票、DBの操作が出来フルスタックな開発が出来ました。さらにOS/400という優れたオブジェクト指向のOSのおかげで、ファイル定義、画面ファイル、プリンターファイル、ソースファイルなどオブジェクトのレコードに定義していくという統一された開発が出来ました。
去年、久々にRPGの開発に関わったのですが、自分がやっていた時代と開発がほぼ変わらなかったことに驚嘆しました。
日々変わっていくのが当たり前なオープン系とはまさに真逆。ただ、技術者の皆さん私より高齢な方ばかりで後継者不足まっしぐらで先行き不安な開発現場でしたw
昨今のIT業界の人材について
40代最後の年となった。この年代になると手を動かすということよりベンダーコントロールなどのマネージメント力ばかり求められている。
案件などの顔合わせで聞かれることといえば、「コードレビューのご経験はありますか?」などや「ペアプログラミングのご経験は?」などや「チームリーダーの経験は」などである。
今、IT業界は人材不足といわれている。ただ、この先プログラミング教育の義務化が始まりプログラマーはどんどん増えてくるだろう。海外などのオフショア開発も一般的になり今後プログラマーとしての需要は足りてくるのではないだろうか?
では、どの層が不足しているといわれているのか?
様々な現場で体感して思ったのは、チームコントロールやベンダーコントロールなどを行えるPLのボジションが圧倒的に足りていない。
プログラマーとしての技術を磨きつつ、PMO、PM、引いてはCTOを目指して頑張っていきたいと思う。