IT業界!?よもやま話

華やかなイメージのあるIT業界とは真逆なIT会社に所属するリーマンのよもやま話

かつて汎用機のエンジニアでした

汎用機(メインフレーム)でよく開発に使われている言語といえばCOBOLですよね。

COBOLは、いまだ金融機関や中小企業などで使われていたりします。汎用機はなくなると言われて2,30年経ってますからね。強いです。汎用機はとにかく高信頼性ですから金融機関などに重宝されているみたいです。

私の場合、IBMメインフレーム(AS/400, System i)の技術者でしたのでRPG(Report Program Generator ゲームのとは違いますよw)という言語を使ってました。20年位前の某大手商社ミドルオフィス向け財務会計システムがこのRPGとLANSAというツール(オープン系でいうフレームワーク)を使用して作成されてました。

RPGはよくできた簡易言語でした。これ一つで、画面、帳票、DBの操作が出来フルスタックな開発が出来ました。さらにOS/400という優れたオブジェクト指向のOSのおかげで、ファイル定義、画面ファイル、プリンターファイル、ソースファイルなどオブジェクトのレコードに定義していくという統一された開発が出来ました。

去年、久々にRPGの開発に関わったのですが、自分がやっていた時代と開発がほぼ変わらなかったことに驚嘆しました。

日々変わっていくのが当たり前なオープン系とはまさに真逆。ただ、技術者の皆さん私より高齢な方ばかりで後継者不足まっしぐらで先行き不安な開発現場でしたw